和風のデザインの家、屋根は瓦、そして土壁、日本建築にふさわしい松の木の庭、それは日本の伝統的な家づくりという感じがして、それはそれで受け継ぐ必要のあるものかもしれませんが、実際には、日本全体が欧米化している中で、洋服や洋食、そして欧米スタイルの生活を好む人たちが増えています。私も豊田市に輸入住宅を建てることになりました。欧米の人たちのようにお洒落に、そして自分らしく生きたい、そんな人たちを満たすのは、日本建築の一戸建てではなく、輸入住宅になります。お洒落な外観、広い間取りと間口が広くて風通しが良く、吹き抜けになっていることも少なくありません。そのような家で、広いリビングでゆったりとコーヒーを飲んだらおいしいだろうな、とかそのリビングから見える庭には、松の木ではなく、バラが咲いていれば、もっと華やかに見えるものです。そんな生活に憧れる人たちが多いために、北欧住宅やプロバンス風の住宅に住んでみたいと思う人たちは増えています。確かに絵になる家というのは、そうしたヨーロピアン住宅であることが多いです。